美しい彼eternal 感想

 

あの月みたいな歯痒さがいつだって切なくさせるから

しつこいなんて言われても譲れない事がある

 

美しい彼 eternal の映画を見てきました!普通にと副音声で2回見たのでごちゃ混ぜに感想を!

 

まずもうこの作品の全てのシーンにおけることで、選ぶ言葉が好きです。

原作準拠のモノローグも、平良と清居の会話劇も美しい彼だけの独特な世界観があってそれが本当にたまらなく魅力的で引き込まれます。

 

荻原利久くんと八木勇征くんのそれぞれの声も良くてモノローグがより良くなってると思います。副音声上映も初めての体験だったけどイヤホンから2人の声が聞こえてくるのが嬉しかった~~ひらきよ改めゆせりくエターナル、、


清居の平良大好きなのがもろバレなのも最高で、表情もどんどん柔らかくなってるし
なのに振る舞いはキングだし美しくてキュンが止まりません。キングとプリンセスの面が交互に訪れる、、はぁエターナル、、(息をするように吐きたい言葉)

 

副音声で2人も言ってたけどSeason1の水掛けシーンもういっかいやってくれたり、キングをファインダー越しに撮ってくれたり、ファンが望んでたことを綺麗に叶えてくれて満足度がとても高い素晴らしい映画だった、、と同時に綺麗にまとまりすぎててこれで本当に終わりなのかなって悲しくなって観終わったあといつも切ないです。またドラマやってほしいし映画もやってほしい。コナンみたいに毎年映画上映してほしい。ひらきよ永久機関

 

あと同性愛だから障壁が多い、みたいなよくある辛い展開にはならなくて2人の恋愛ドラマとして進んでいくのが嬉しい。

同棲するのが難しいとか叔母にバレたとかそこまで取り上げなくてただただ恋愛に徹してくれるのが最高。
ただ欲を言えば清居と平良2人のイチャイチャとかほのぼの日常をもっと長く見たかった。。でも映画だから仕方ないよね。ドラマSeason2の1話で大満足ですが欲は留まることを知らないのだ。人間は欲深いですね。太宰?

 

話がグインと変わりますが、杏奈にノロケてるときとか、平良の発言で清居が喜んで笑ってるシーンが増えてもう、、きゅーん(т-т)ひらきよエターナル!結局この感想に落ち着いてしまう。

 

ラストの学校のシーンはもう涙無しには見られなくて、副音声で勇征くんも泣いたって言ってて嬉しかった。それぐらい素敵な作品なんだなぁ。

色んなことがあった教室、廊下、階段、音楽室、体育館裏、大学を卒業した平良と清居が今は手を繋いで駆け回ってる。それだけでもうほんとに泣ける(т-т)片思いじゃなくて同じ目線で向き合ってるのが、、両片思いからの卒業(т-т)

 

平良の告白?もはやあれはプロポーズかもしれない。を受けて涙目で「許す」って伝える清居がもう美しいし画面全てが美しくて。

あと本当に最後の最後、清居が俺思ったよりお前のこと好きかもしんないというストレートな告白で終わるのもいい!キングの清居がこんなにストレートに平良に想いを伝えるなんて!好きが溢れて溢れて仕方なかった結果っていうのが目に見えてまたしても涙腺が。(泣きすぎ)

 

あと音楽がかかるタイミングも良くて、問題の平良の怖すぎるシーン笑 も、音楽が合いすぎてこれぞ映画で見せるための映像って感じだった!始まりの朝チュンのところも平良が清居を撮るシーンも学校のシーンも音楽が本当に良い!聴覚からも美しさが伝わる。美しい、美に拘ってるんだなという演出側の気合いが伝わってきてこちらも嬉しくて、改めて美しい彼という作品を好きになって良かったと強く思います。

 

お互い理解し合えないのに、それを分かっても離れられないっていう結論付けも本当に好きです。
2人のアイデンティティを残したまま、お互いを認めながら愛を深めるって究極の愛の形なのでは。相手のことが本当に好きじゃないと出来ないことだと思います。

 

あぁもう言いたいことがありすぎて考えも纏まらないまま言葉をうちつけてますが本当に本当に美しい彼という作品に出会えて良かったです。好き!!ひらきよエターナル!!

余力が出たらドラマの1話ずつの感想も書きたいよ〜!!

 

Bitter _ロス

 

ぶわぁっと思い出した

 

いろんなことは今日から変わるんだね

いつもいっしょにいたからまだ全然リアルじゃないけど

こんなこんな桜をふたりで見られなかった 涙が出てくる

ほんとにきれい すごくきれいで今までで一番悲しい

 

3月31日、新卒入社で入って4年間働いた会社を退職しました。

もちろん自分で選んだ決断だし、次の仕事へのワクワクも期待もあります。でも今はただ寂しい。

寂しくてまっすぐ帰る気持ちにはなれなくて、同じ歳に入社した同期や慕ってくれる後輩と飲んで、でもまだまっすぐ帰れなくて

10kmもあるのにこんな深夜にてくてく歩いて帰ってます。

帰ったらそこで私のやってきたことが一区切りついちゃうんだと思うと悲しくてなんとも言えない気持ちになりますね

 

なんでこんなに寂しいのだろうか、、気持ちの整理がなんにも追い付かないのです。ただ人に恵まれたことだけは分かります。

社会人として憧れる先輩、上司の姿が明確に見えました。私はこうなりたいという理想を持つことが出来たことを誇りに思います。

また転職活動を経て、自分がどんな仕事に就きたいかもクリアになりました。

こうやって自分のビジョンを明確にしていくんだなーとも思いました。

 

まだ新しい仕事が始まってないのでなんとも言えないですが、ただただこの4年間は幸せだったなぁと思います!

辛いことも苦しいことも、もう無理!ってトイレで泣いたことも全部思い返すと本当にいい思い出なのが不思議!人間って強いわ。あと私は自分のそういう図太いところほんとすき。

 

自分でやりたい!って手上げたプロジェクトだから地雷だけど抜け出せなくて、じんましんが出てもそのまま仕事し続けてたらいよいよ胃潰瘍の手前までの病気になったり、苦手な上司に振り回されて曜日感覚が分からなくて土日も毎日朝方飛び起きて会社遅刻?!って支度して家出る直前で休みって気付いて玄関で泣きそうになったり、セクハラされて誰にも言えなくて仲良し同期も男の子だから相談できなくて2人でランチしてる時に泣くの堪えてて心配されたり、辛いことはこんなもんですが嬉しいことはこの100倍ありました!

仕事ぶりが認められたり周りの人からの評価が聞こえてきたり仕事してて幸せだなって思える時もたくさんたくさんあってそれこそ書ききれない。辛いことはあんまり無かったからこうして書けてますが。

 

そんなこと言いながら都庁前をてくてく歩いてたらこんな夜中に会社帰りのOLさんとスケボー男子が交差点で待ち合わせして帰ってました♡きゅんが止まらない。可愛すぎる。

多分ちょっと酔っ払ってるOLさんとそれを迎えに来た年下男子の組み合わせなんて可愛いの。こんな明け方に。はぁきゅんが止まらない。

これだからお散歩は辞められないね!!※安全な道に限る

 

癒されたからもうそろそろ深夜散歩にバイバイして帰路に着きます。

1時間半ぐらいてくてく歩いて幸せだったな

明るい安全な道に限りますが、こうしてブログでもだらだら書きながら歩くのは本当にリフレッシュになります。悲しいことや嬉しいことや自分の気持ちが全て吐き出せてスっとします。私は特に、こういう場がないと常に動き続けて自分のことを顧みないので。

 

全然帰りたくない気持ちを堪えて帰らないと。どうせ帰ったって寝たら今日に終わりが来るから嫌だってごねるんだから。

大人だから踏ん切りつけないとね。寂しいです

 

ただただ今日はずっと寂しくて、4年間幸せだったなぁって気持ちでいっぱいです

次の会社でも同じ気持ちになれたらいいな

 

ドリカムのめまいを知ったのは1ヶ月前ぐらいですが、こんなに私の心情にぴったりと合う日が来るとは。こういう経験ができたのは良かったかもしれない。

 

DREAMS COME TRUE_めまい

むしろ途中だから言えること?

 

I can be needy

 

暗い夜道を歩いていて、1人てくてく長々と歩いていて。あ、そうだこれ私好きだったなって思う時があるんです。そうだ私ってこうやって自分の気持ちをぐるぐる考えて整理しながら夜の道を永遠に続くのかって思いながら歩くのが好きだったなぁって。思い出せたことが嬉しいです。でもこれ思い出したってことはその分、この道をぐるぐる歩かないといけないぐらい考え込むことが出来たからで。それって自分にとって必ずしもプラスじゃない。むしろきっと何か苦しいことがあってそうなってるんだろうなぁとも思います。今回ももちろんね。

 

この歳で急になにかが変わることなんてないんじゃないかって思っていたのに、全て自己発信ですが変わるようです。色々と!私が変わりたいと思ったからの結果ですが、代償も大きいなぁって感じたりします。でも変えられないしね。流れるままに生きていくとかも無理みたいです。今夜が終わって眠ってしまったら、目が覚めたらまたその事を考えて長い一日を過ごすみたいで

 

でもなんだか楽しみな自分もいるんです。誰も見たことない、私が考えうるよりも先の未来に身を任せてみてもいいのかなとか、なんかこれって私が望んでた未来に近付くための道だしやってみようかとも!というかまぁやるしかない感じなんですけどね!あれ?!なんか絶体絶命?!それはそれで面白いなぁ~です

 

どう考えても私が生きてるこの今の人生ってボーナスステージで。五体満足で両親も優しくて友達にも恵まれてなんにも不自由なくて、むしろおかしいんですよね。こんな人生なかなかあるかな?って思う反面、今までの人生の中で大きな選択や自我を変えた経験があることも事実なんです。そこまでやったから今のこの幸せがあるとも言える。でもそれを抜いても良い人生だと思うんですけどね。だからこそこのまま幸せで生きるために?また新しい幸せのために?私まだ歩きます!

 

なんにも決まってないのにこうやって話すのも得意です、うふ!

 

needy_ Ariana Grande

それが何よりも怖いの

 

Lately I've been on a rollercoaster. I can be needy.

 

これは2019年に発売されたアリアナちゃんのアルバムに収録されているneedyという楽曲の一節。

リリース当時私はblood lineとかNASAをよく聞いてましたね。周りまわって最近ずっとThank u,next や needyを聴いてます。needyの歌詞が今の私そのものでびっくり。でも同時に嬉しい。この感情ってみんな抱いたことのあるものなんだな、と思えます。世界中に自分がひとりぼっちなんてことはなくて、みんなだって眠れなくて胸が苦しくて目を閉じたら涙流れちゃうワ...って夜があるってことなんですよね。はぁ安心した。うれしすぎるよぉ。

 

神様が2022年の年の瀬に置いていった最高のプレゼントのパワーは凄まじく。もう1月も終わろうとしているのにまだ私の心の中の9割を占めていて、日常の至る隙間に入り込み、もはや蝕むという表現が最適なのでは?というところまできています。体が重くて心臓が沼に浸かっている。砂の沼なんです。サラサラしていてひとつひとつの質量は軽いのに、まとまったらズシンと重くてまぁ出られない。粒子も細かいから日常に散りばめられているんです。気付いた時には心臓がギュッとなって呼吸が浅くなってる。1日何回心臓が苦しくなるんだろう、これがあと何日間続くんだろう、夜眠る時に目を瞑ると頭の中がぐるぐるしてそのことばかり考えて何も解決策がないけど落ち込みたくないから、反芻するまでに留めて。でも反芻が終わらなくて目を閉じるのが辛くて心の中で拠り所を作ってお話しちゃう毎日。反芻すればするほど記憶は鮮やかにでも美化されていってるんだからタチが悪いよねぇ。美化って何?美化するのは教室だけにして欲しいです。教室美化運動みたいなのあったよね?もっとちゃんとした名前だったような気がするけどねとっても。ちなみに私は小学生の時は給食の時間に放送室で好きなCDを掛けられるからという理由で給食委員会みたいなのに入ってたし、確か中学も同じような委員会でした。中学はあれ放送委員会だったのか?給食委員会か?給食委員会って名前今思うとぷりちぃだな。

 

この前3時ぐらいまで飲んで、帰り道のタクシーから親友と電話して気付いたら5時で慌てて寝て7時半に起きて出社したんですが。当たり前にとんでもなく眠くて昼休み使って昼寝もしましたが飽き足らず、昼下がりのMTG中自分のまぶたが3tありましたね。確実に3tあった。あんなに1秒が長く感じる瞬間はなかった。眠過ぎてどうにか自分を奮い立たせようと(このMTGで寝たら一生好きな人と付き合えない)という中学生の思春期女子が思いつくおまじないのような暗示を自分にかけて必死に起きました。MTGを無事に乗りきったあとはつい笑いそうになってしまいました。その後MTGの録音データを確認し、自分が発表してたパートを聴いて割とちゃんと話せてたことに安堵したりして、帰り道の電車つり革捕まりながら寝たりして、なんだかんだこういう日も結構いいなって思っちゃったのでいつかまたやりそうですよね。というか昨年も何度かあったんですけどね、朝まで飲んで出社or在宅出勤の日...。それはそれでデッドオアアライブな1日を過ごせていいよね!昔から追い詰められたら元気になるタイプです。レポートとか3つ4つ並行して書いてる方が冴え渡るし、マルチタスクが好きなタイプ。仕事なんて基本マルチタスクだから毎朝の優先度とか時間配分決めてる時と、退勤時の全部やりきったタスク表を見ると満足感がたまりませんな。

 

そんなこと言ってる間に5時間しか寝れなさそうな夜になっている!7時間寝たいのに。不意に7時間睡眠したいと電話で言ったことを覚えてくれていて気にかけてくれる人がいたことを思い出しまた心がギュとなっています。これの繰り返しなんだお。この地獄に名前はついている。でも私はそれを口に出せない、出したら終わってしまうから

 

needy _ Ariana Grande

まつ毛の先に刺さった陽射しの上

The Sleepless night, throw back again and again the memories that I knew it was coming.

 

ちっちゃいちっちゃいことで嬉しくなっちゃうし、不安だらけで心臓痛くて眠れなかったのに起きててよかったと思えちゃう。脳って不思議ねぇ。脳と交換日記してみたくなるよ。

学生時代から自分の感情を文に書き起こすことが大好きで、ありとあらゆる友達と交換日記してたのと、いかなる授業でも手紙交換しまくってた人間。そう、それが私だ!別名結構愛が重いタイプ!交換してくれていた友たちに大感謝が止まらない!

 

なんと2023年が始まったようです。

私の家族はファニーな人たちの集まりのため、年越しの瞬間は地球から離れて迎えたいという謎の意志を持ち、私は生まれた頃から必ずジャンプで迎えます。みんなそうだと思ってたよ。大学生ぐらいまで!

 

何せ神様に感謝とご相談と沢山話したいことがあるので早く初詣に向かいたいのですが、こんなに混んでる時期にご迷惑よね。はじめましての人が沢山いるところに私がずかずか踏み入れるのも違うよね。ということで、全力で待てをしています。早く会って言いた〜〜あい〜全ての始まりがあなたとで本当に良かったと〜〜心から思ってるぅ〜。aikoじゃないやつが文面で歌うな。aikoを。文面からうるさいので。でも心情がそのままなんですもの。今夜の文末は確定してるんですもの。おだまり?

 

早くお会いして沢山お話したいんですとにかく。もう井戸端会議のように長々と。ご無礼を承知の上でお願いいたします。だからおだまり?

 

ちなみに私のファニーな家族はすごいことに両親が未だに両片思いみたいな状態なのです。お互いがお互いのこと大好きすぎて、傍から見てたらお前ら付き合っちゃえよーう!ってツッコミを入れたくなるのです。娘にそう思われるって、ただただ素敵だとも思います。

 

今夜はみんなで川の字で寝てますが、父がいびきをかいた途端母が嬉しそうにそれを録音してました。そして多分朝起きたら家族LINEに貼ってるんです。昨日こんなにうるさかったんですけどーー!!と言う発言とともに。ちなみにこの流れは私が見た限りでも30回ほど行われています。月にね。月30。

そして父は母が寝た後不意に起きたタイミングで母のはだけまくってる布団を丁寧に乗せてあげて、ながら見したまま寝落ちしたスマホを拾い上げて充電してあげてました。け、健気、、、。娘ながらおじキュンが止まらない。いつかそんな夫婦になりたいなと思わせてくれる2人は凄いですね。人に影響を与えられるような人間にもなりたいです!なりたいもの多すぎると失うぞ。身を引き締めろ、、、、

 

という訳でみんなで川の字で寝てるのに私だけ全く眠れずこんな時間です。深夜3時です。みんなでジャンプしてものの10分でお布団についたというのに。今夜も終わりのない心臓のぎゅっとした気持ちと、幸せだった記憶が蘇ってまたぎゅっとが強くなり、悲しくなり、思いが止まりません!!またしても複雑な感情を抱いている!!いつも単細胞突っ走りタイプなので処理に困ります!脳内バグのピンチ。回線組みなおし隊。(懐かしいなこの言い回し)

 

でもそんな時に不意に嬉しいことが起きて、少しだけホッとして急に余裕が出来てブログが書けました。そしてここでまた言語化して気持ちが落ち着いて眠くなってきた。いいねぇ!いいゾォ!きっと近い未来まではこんな日々なのでしょう。

 

Boyfriend_aiko

そして地獄の門は開いた

 

unexpectedly, this blog is the first and last written in 2022. What happened to me

 

図らずも、この記事が2022年最初で最後の記事になるようです。エー!自分で自分にびっくりしてる。

 

でもやっぱり私にとってこういう文字を羅列できる場所は必要です。どんなに期間があいてもまたこうして書きたくなる。そして時間が経った時に見返してその時の感情を思い起こしたりするのにも使いますわ 。結局こういう場が必要なのだ。私のような人間には。太宰に憧れてる節が匂いますよね、ええ。

 

最近心がぐわぁっと掴まれる出来事が起きてしまい、SurpriseとHappyとSadとHeadとNoseとKnees and Toes...AEON英会話スクール?

さながら悲劇のヒロインぶってます、ええ!やらせてくださいぜひとも!こんな機会そうないんですわ!小さい関西弁?俺でなきゃ見逃しちゃうね。(真空ジェシカ面白すぎませんか)

 

Twitterにもぽちたぽちた書きましたが、なんならここにも過去に書いてるかも?私の中で人生で忘れられない記憶というものがいくつかあります。いつでも頭の片隅にいて、不意にハッと思い出した時にはその時の自分の心情や周りの空気感までありありと浮かぶ記憶です。

心情も2種類あり、心の中で本当に思っていることと、神様視点で客観的に考えたことまで全て一瞬でその時に戻れます。

夢の話ほど他人にしてつまらないことはないと良く言いますが、これも同じようなものかと思い人には話したことないのですがもしかしてみんなもあるのかちら。今度聞いてみようかまぶだちに。今から一緒に殴りに行ってくれる可能性がある記憶もありますし。

 

そして今回のこともその記憶のメモリーディスクに保存されてしまったようなのです。

その瞬間、「あこれ一生思い出すな」って思ったらもうそうなるようです。多分人生で3回目?です。自信を持てい自信を。

 

モリーディスクに入った以上困ったことに反芻が止まらないんです。すりきれる気配がなくて困るわね。暗い部屋で覗いたカーテンの隙間から見えた高ーい空と低い雲も、その時隣にいた人の香りも、暗い部屋のシンとした空気も、振り返った時に見えた部屋の中の全てのことがフワッと降りてきます。困ったもんだ。どうにか制御したいんですが忘れたくないとも思っていてこんなに一度に複数の感情を抱いたことは初めてです。

 

嬉しいのに切なくて苦しくてでも嬉しくて

一日中胸がぎゅっとして心臓が痛くて、無理矢理身体を型に嵌めているみたいです。いつでも抜けられるのよ、私は蝉に近付いたようよ!うわぁ不本意。それは不本意だわぁ。

 

あと、私の変な持論もうひとつ

想像したことは大体そうはならないっていうのがあって、想像出来ることは人生で起こることは無いんです。

またそれに近いですが普段は物事の悪いことを考えることはやめてます。悪いことって際限なく思いつくので沼にハマって抜け出せなくなってもどうしようもないから。

良い未来を想像した方が限界があるので自我を保つことにつながります。私の場合はね!脳筋メンタルの可能性は捨てきれないよね!

ただ、想像できる未来はそう訪れないので、良い未来を考えつつ「まぁこんな感じにうまくいったらいいよね〜」と呑気に過ごしてます。のんきって結構いいもんです。

 

ただ今回は優しくていつも私を甘やかしてくれる神様によって今年最後のプレゼントが贈られてきてしまったので無理ゲーも無理ゲーなのですが。私が一生反芻するであろう記憶とどうやって向き合って生きていこうか。

2022年、楽しかったですが最後に大きな爆弾が訪れ、波乱の2023年の幕開けになりそうです。

ただ波乱が起きた方がブログは書けるよね!

 

本年も大変お世話になりました。

いつも私は絶対的にあなたの味方です。今までもこれからも!

From me For me.

 

Aozora _aiko

映画 キャラクター 感想

表題の通り、CMで予告を見て気になっていたキャラクターという映画を観に行ってきました。

この後ゴリゴリにネタバレ書くので嫌な方はここでやめてください〜。

 

映画館って一度行くと気になる予告がやってるからまたそれを見に行って、見に行った先でまた気になる予告を見つけてという無限ループに嵌りませんか?ちなみに私はループものは好きです。どういう話の流れ?

 

そもそもFukaseさんが演技初挑戦なことを観終わったあとに知ったんですが、その事実に驚きました。あの歩き方、首の俯きの角度、フワフワとした喋り方、目の据わり、全ての仕草が私たち視聴者の思う「サイコパス」の人格にぴったり当てはまっていて、、。

菅田くん演じる山城が船越一家殺害事件に遭遇した際、Fukaseさん演じる両角の後ろ姿を見つけて息を呑むシーン、両角の凄みというかクレイジーさが背中からも伝わってきて最高にゾクゾクしました。

あれだけの異常者に出くわしたら誰でも狂うよなと思わせるのが凄い。

実際にその後山城はどんどんダガーに取り憑かれるようになってましたし、本人も「あいつが俺の中に入って、俺があいつになって」みたいなこと言ってましたけど、いやそうだよな...キャラクターを描きたくて、キャラクターにどう命を吹き込もうか悩んでた時にあんなに鮮烈な人物現れたら憑依してでもこいつを題材に描こう!ってなるよなって思います。

 

でも両角の出生の過去(九條村で生まれた?しかもTwitterの他の方の考察を見ていたらその中でも両角は幸せな4人家族の5人目として生まれてきてしまった望まれない子だから戸籍がないのではないか。という説が結構あってなるほどなぁと思いました。考察班の方すごい)を知れば知るほど手放しに狂ってる!と思えないところがなんとも後味悪くて映画パラサイトを彷彿とさせます。

 

両角の部屋も初めて見た時うわ!Theサイコパスって感じの部屋だわ!(映画に対する褒め言葉)と興奮しましたがFukaseさん直筆?考案?の壁の4個の笑顔のマーク?も4人家族を象徴していたと知った時は、だから帰宅の時毎回「ただいまー」って言ってたんだなぁと、両角自身も可哀想な人なんだなと思いました。

両角って全てが異常者という訳ではなくて健常の感覚も少しあるからこそ異常なところが際立つんですよね。

ソファーに4人家族括り付けて惨殺した後に、まるで運動したあとみたいなテンションで「つかれたぁー」とひとりごち、近くにあるイスに腰掛けたり。

山城とのラストシーンでも「殺人って2日寝込むくらい体力使うんだよっ」ってサラッと話したり、異常者なのにそういう身体の感覚は正常なのが余計に怖く感じました。

両角のキャラクターが本当に魅力的で、コミカライズ版も発売されているようなのでそっちも見たいなぁと思いました。

あと山城が書いている34も普通に読みたい!

 

小栗旬演じる清田も人情派の刑事!って感じで王道に応援したくなるキャラクターでしたがその分辺見に刺殺された時はえ、ここで死ぬ?!?!中村獅童(役名忘れた...)の刑事さんだけだと両角に辿り着くのめっちゃ遠回りになりそうだけど大丈夫か?!って焦りました。(思わず時計見て残り時間を考えた笑)

小栗旬がこんなにサラッと死ぬなんて...邦画史上あるのだろうか....いやエンドまでガンガン出てきますが!

今お昼の再放送で信長協奏曲観てるから思わず主役死んだ?!って思っちゃったわ。話めっちゃ変わりますが信長協奏曲ってこんなに面白いんだね。月9時代見てなかったけど今再放送で毎日食い入るように見てる。小栗旬藤木直人向井理高橋一生って、、、好きな人全員出てるし皆演技が上手い。(当たり前)在宅万歳。

 

めっちゃ反れました。強引に戻す

 

両角、清田に比べると山城は終盤までほとんどキャラクターが無くて、まぁ温厚そうな絵の上手い人。って感じでそれも菅田くん上手いなぁ〜。こういうクセのない人を演じるのも絶対難しいと思うんだよなぁ。あと終始少し長めの黒髪パーマでキレイめの髭生やしてるビジュアルが本当に素晴らしかった。あのビジュアルのまま番宣もして欲しい。お顔が美しい。

 

ただ温厚そうな反面、父と再婚した義母と義妹に対してのギスギス感はえ?家族には圧出す系の卑屈男子?と思ってビックリしました。

良い奴っていう設定なんだろうしそれならもっと仲良くなれそうなものだけど。義母も義妹も人当たり良くて山城のこと好意的に見てるように接してくれてたのに。

まぁでもそうしないと後半の両角に偽物家族と指摘されるシーンが成り立たないから仕方ないのかな?

でも温厚そうな良い奴っていう元々の性格から両角が憑依して34を描き、完結させてから両角との直接対決になった際は殺人を犯したいという気持ちと34のストーリーを現実でも完結させたい気持ちが半々ぐらいで山城の中を占拠したのではないかと思いました。最後めっちゃ怖かったもん。私が中村獅童の刑事さんだったらビビって泣いちゃう。(どういう視点?)

 

でも直接対決が終わって両角が無事逮捕されてからは、また元の大人しい山城に戻ったように見えるけど、どこか生気をなくしたようにも見えて、やっぱり彼もキャラクターに囚われていた1人だったのだなと。でも高畑充希演じる夏美が居てくれるからまだ気力を保ってるのかな。あと清田さんのためにも生きていかないとだしね。

いちばんのハッピーエンドは次は自分の双子ちゃんをモチーフにでもしたほのぼの漫画描けるようになればいいのにねぇ。これは私がよつばと。好きなだけですか?

 

でも最後のエンドロールの包丁研ぐ音でヒェッとなりました。

皆言ってたけどあれは辺見が双子ちゃんを殺しちゃう音なのかしら...でもそれだと悲しすぎる...

研いでるだけでまだ刺してはいないということにして、せめて未遂で終わって欲しい。

 

私がいちばんすきだったシーンは直接対決のところで両角が山城に対して、先生は漫画で殺してるからいいよね。本当の殺人は体力を使うと述べた上で

「なのに僕には感謝の言葉もないんだ!!!」

って叫ぶところです。このセリフを予告で聞いて見に行こうと思ったのですが実際に劇場で見ていてもいちばん刺さった。

両角の異常なキャラクターと34はやっぱりふたりの共同作品なのだというところがこの一言に凝縮されているような気がします。

 

いやぁ面白かった!

パラサイトぶりに衝撃を受けたかもしれない。

誰かに共有したくなる面白さでした。

 

九條村のこととか辺見と両角の関係の始まりとかまだまだ見せて欲しいところもあるしまた続かないかなぁ。

 

おやすみなさい。

 

Character ACAね、Rin音、Yaffle